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「子どもへの眼差し
―幼稚園教諭に求められること」
聖愛幼稚園園長 鈴木信行先生
5月18日甲府市羽黒町の聖愛幼稚園園長鈴木信行先生に2年次生を対象とした就職・教育実習についてのご講演をいただきました。
鈴木先生は社団法人山梨県私立幼稚園協会教育研究委員長を務めていらっしゃり、同協会のリーフレットを学生に配布し、山梨県の幼稚園の現状からお話をされました。
続いて、聖愛幼稚園で発行している『保護者皆様の「喜びの声」』から、保護者の手記を、事例としてたくさんご紹介いただきました。
まず、「幼稚園の先生ってなあに?」と題して、幼稚園教諭の『意(意識)』の部分についてお話をされました。「幼稚園は感動の場である」「一人ひとりの子どもの成長が奇跡である」ということを通して、幼稚園の現場で働くことの素晴しさを学生にお伝えいただきました。ともすれば、日々の生活(仕事)の中で鈍くなってしまいがちな「子どもの成長に対する喜びの感性」を、保護者の手記を読み返すことで取り戻すことの大切さをお話されました。
次に、「子どもとともに」と題して、幼稚園教諭の『情(感情)』の部分についてお話をされました。幼児期前期の「自立性」の発達に欠かせない「待つ」ことの大切さ、「気を長く、限りない優しさ」を持つことの大切さをお話されました。また、幼稚園が集団教育の場であること、友達や先生との関わりを通じて学びあい育ちあう場であることを強調され、幼児期の「自発性(自主性)」を促す幼稚園教諭の姿勢(心の持ち様)についてお話をされました。
次に、「教師としての学び」と題して、幼稚園教諭の『知(知識)』の部分についてお話をされました。幼稚園教諭は正しい知識(常識)を持つべきであること、常に自分の中にある「偏見」「思い込み」といった主観と向き合いながら子どもを理解していくべきであることをお話しされました。そして、「学ぶ姿勢」「開かれた姿勢」を持って卒業してほしいと、学生へメッセージを送られました。
最後に「職業って何?」と題して、仕事をするにあたっての心構えについてお話をされました。特にご自身の経験を通じてお感じになった「先生(大人)と子どもの関係」について学生へお伝えいただきました。
2時間弱にわたり、内容の濃い、貴重なお話をしていただきました。就職と実習がいよいよ身近に迫ってきた学生にとって、とても有益な時間となりました。
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